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3次元ブレーカ付きPCDチップ

アルミ合金加工の課題を解決する

アルミ合金は、自動車産業や航空機産業などさまざまなものづくりの現場で需要が高まっています。今回は、アルミ合金の切削加工における課題を解決し、さらなる生産性向上を実現する小物部品加工用工具をご紹介します。

アルミ合金加工の課題は「切りくずトラブル」

一般にアルミ合金加工は切削抵抗が低く、超硬やDLCコーティング、PCDチップを用いた高速加工が可能です。しかし、その一方で切りくずが伸びやすいという課題もあります。それによって、仕上げ面品位の低下や歩留まり悪化、マシンの停止につながることがあります。

 

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"PCDチップ×3次元ブレーカ"で切りくずをコントロール

切りくずトラブル解消のカギは3次元ブレーカです。3次元ブレーカ付きPCDチップ APDブレーカ / AGTブレーカは、ブレーカ効果で切りくずをコントロールし、生産性向上を実現します。

 

3次元ブレーカ付きPCDチップ APDブレーカ 

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超微粒ダイヤモンドチップに、複雑形状の3次元ブレーカを搭載。独自デザインのブレーカは、切込み1.0mm以下の仕上げ領域で威力を発揮します。幅広い切削条件で切りくずをコントロールし、安定加工を実現。

 

切りくず処理を比較すると、他社品Aでは多くの条件で切りくずが伸びているのに対し、APDブレーカでは十分にコントロールされ、適切な長さで切断されていることが分かります。

 

切りくず処理比較(当社比較)

 

切削条件:Vc=500m/min, ap=0.1~1.0mm, f=0.10~0.20mm/rev, 外径連続加工, Wet, 被削材:A5052
良好な切りくず処理の秘けつは、ブレーカに設計された複数のドットやランドの形状です。さらに、切れ刃のエッジがシャープになっていることにより、良好な加工面品位も実現します。
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KTKF用3次元ブレーカ付きPCDチップ AGTブレーカ

さらに、溝入れ加工・横送り加工の切りくず処理改善にはAGTブレーカが有効です。AGTブレーカは、アルミ多機能加工で優れた切りくず処理と良好な切れ味を実現する3次元ブレーカ付きPCDチップです。3次元ブレーカ仕様により切りくずトラブルを解消し、幅広い加工領域で優れた性能を発揮します。

あとびき・ねじ切り・突切り加工を1本のホルダで対応可能な小物部品加工用工具 KTKF の詳細はこちら

 

切りくず処理、仕上げ面の比較(当社比較)

 

 

加工実例でブレーカ効果を実感する

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カタログのダウンロードはこちら

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カタログPDF
(1.8MB)

  
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